1963年―――
1962年より続いたキューバ危機の緊張状態が崩れ、とうとう世界は第三次世界大戦に突入した。
1964年―――
世界は魔術の存在を知り、その技術を科学と融合させることに成功させた。
その名を「科学魔法」という。
その技術は第三次世界大戦で世界各地で攻撃を目的として使用された。
活躍した技術「科学魔法」はその後も更に発展することとなる。
そしてその新たに発展した技術は後に「新魔術」と呼ばれるようになる。
新しい技術は一般社会に浸透し、人々を生活面で豊かにさせた。
そして2027年―――
表の名を日本政府組織「特別科学省所属科学魔法管理局」
裏の名を「政府直属科学魔法機動隊」
通称「直法隊」
その北方第五支部第一方面本部
俗称――最北支部で物語ははじまる―――
「神動の疾風」
日常は常に平凡である。
普通の人は誰しもがそう思い、生活を営んでいる。
主人公、九城ハヤテはこの日常の重要さを知っている。
物事には必ず2つの面を持っている。
表と裏。明と暗。光と陰。
日常と非日常。
「光」など差しえない「陰」の部分。
誰もがその事実を知っているわけではない。
だが、必ずどこかにそれは存在する。
2つの面は必ずしも相容れるとは限らない。
「光」しか知らぬ者が「陰」に触れれば、やがて「陰」に堕ちる。
そこに秩序はない。
だが、ハヤテは両者を知っている。
世界は秩序を欲することを知っている。
若者の代名詞たる学生生活としての日常。
そして、この国で唯一無二の非公然にして公認の魔術武装組織の構成員としての非日常。
一方は学友と過ごす、平凡であるが楽しく充実した時間。
もう一方は秩序維持のための、武力行使をする時間。
学校。
直法隊。
ハヤテはこの狭間に居ることで、日常の重要さを知っている。
「科学」と「魔術」
「特別科学省所属科学魔法管理局」と「政府直属科学魔法機動隊」
「人」と――――
しかし、彼の日常はあまりにも脆く儚いものだということを、
ある事件を発端として、ハヤテは改めて気づくことになる―――――――――――――――――――
「神動の疾風 -鬼殺篇-」
タイトル情報
SIGN WORKS -Limited Edition-
初の同人ゲーム企画
”科学魔法”伝奇活劇ADVノベル
「神動の疾風」
ゲーム詳細
「神動の疾風 -鬼殺篇-」 08年8月16日配布予定 【500円】
8日目までの前編をプレイ可能。プロローグ有り。
「神動の疾風 -鬼殺篇- C74体験版」 08年8月16日配布予定 【無料】
3日目までプレイ可能。プロローグ無し。
※あくまで予定であり、直前で変更があるかもしれません。
動作環境――
ビジュアルノベル/全年齢対象
CD-ROM/吉里吉里
対応OS Windows 98/SE/Me/2000/XP
CPU 必須:Pentium 500MHz 以上
推奨:Pentium 1GHz 以上
ビデオ 800x600 以上の解像度
65536色 (TrueColor, 16bit) 以上が表示可能な環境
メモリ 128MB〜(OSの推奨するメモリ容量以上)